英語学習の基本はReading。

本業ではないのですが、先週、知人から急ぎでの翻訳の依頼がありました。製品紹介ビデオに吹き込むナレーションの英語版の翻訳です。特に難しい翻訳でもなかったので、納期前倒しでちゃちゃっと翻訳を納品はできたものの、ナレーションの収録に来たネイティブスピーカーが原稿を読んで、3箇所ほど訂正をされた、ということを聞いてトホホ。赤が入った箇所は、全てa と theという冠詞の使い分けでした。冠詞って難しい、と改めて再認識。


とはいえ、最終的には、やっぱり慣れるより慣れろ。こんなことがあるたびに、ちょいと英文でも読んでみるか、、、なんて気持ちになるものです。

Readingは最高の英語勉強法。


私の場合、英語を学ぶときに中心に据えているのはReadingです。大学生のときに、シドニイ・シェルダンや、マイケル・クライトンのペーパーバックを何冊も読んだり、TIME誌を定期購読して読み続けたり、ということをひたすらやっていた時期もありました。


DVDが普及してからは、映画を字幕無しで見る、なんていうメニューも加わりましたが、今でも、英語を少しでも勉強しよう、と思うと自然と意識が向くのはまずReading。読む、ということを軸にしたきっかけは、松本道弘氏という、独力で英語を学び、アメリカ大使館の通訳にまでなったという方の著作を読んだことがきっかけ。



英文を書く際にBig Wordを避け、Give、Get、Have、、、などの基本動詞を使い倒すことで「斬れる」英語が使える、そのためにはリーディングが重要。TIMEを読め!!辞書は英英辞典を使え!!という話にシビれ、その通りに挑戦してみたわけです。


TOEICでは大学生のうちに950点までは取得できたし、社会人になってからの英語研修でも、ネイティブの講師から「君は米国人じゃないと使わないナチュラルな表現を話すね」と評価されたりしたこともありました。また、私の父が50代半ばから英語への挑戦を始めた際にもReadingを強く勧め、その父が次第に外国人と商談などもできるようになり、今じゃハリポタを原文で楽しんでたりもするので、かなり当たりの勉強法だったと思っています。

App Storeで無料の英文マテリアルを探す。


で、読むということを改めて考え、当たってみたのがやっぱりApp Store(笑)まずは無料のマテリアルがないかな、、、と探してみたわけです。やっぱりありました。



TIME:
難易度は高い!です。でも、「なるほど〜」と思わせる使える英語表現を身に着けたい人にはとにかくオススメです。個人的にTIMEには思い入れが強いので、見つけたときは小躍りしました(笑)











SI.COM:
Sports Illustrated誌のiPhone向けアプリ。SIならではのカッコイイスポーツ写真も満載。スポーツ好きな人にはこちらがオススメ。


ちなみに、SI.COM提供のアプリは、このほかにSI Swimsuitsというのがありますが、こちらは、水着モデルのグラビア集で有料と、No Money, No Sexを地で行く価格設定になっております(笑)





電子書籍も?

その他にもアプリは探せばたくさんあると思いますので、お気に入りのジャンルの海外雑誌を探してみると、お好みのアプリが発見できるかもしれません。また、最近になって、書籍をアプリ化して販売する、なんていう動きも出ているようなので、ペーパーバックなども今後充実して来るのではないでしょうか。