PDCAサイクルの最後はどうして"ACT"なのかが腑に落ちない。
典型的なマネジメントサイクルの一つと言われるPDCA。
計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)の4つを回そうというのは多くの方がご存知の通り。ウォルター・シューハート氏やエドワーズ・デミング氏といったアメリカ人が考案したものだそうです。
でも、どうしても腑に落ちないポイントが一つ。
なぜ改善が"act"なんだろう。
念のためにDictionary.comで調べてみたところ、
- to do something; exert energy or force; be employed or operative: He acted promptly in the emergency.
といった定義が出てきます。to do something = 何かやる、です。
その他の定義を読んでも、DoとAct、どちらも一緒のようです。少なくとも、Actという語に、「何かを変更・改善する」というニュアンスはあまりない。
改善ならば、よほど"Adjustment"あたりのほうが適切なように思えます。
それなのに何故、こうした単語を差し置いて、わざわざ意味が重複する語であるDoとActを使っているのか?何か経緯があったりするのかなと不思議に感じます。