「主が死んでもアカウントは残る」に対するFacebookの措置。

米TIME誌の記事で、Facebookが、亡くなった方のアカウントを検索結果から外し、ログインが出来ないようにする一方で、家族、友人はそのページを訪問し、故人を偲ぶことができるようにするという措置を発表したそうです。もともとFacebook側では開発済でありながら追加されていなかった機能だったらしいのですが、一度リンクを絶った人との再リンクを勧める機能を追加したところ、既に亡くなった方が推薦される、とユーザーからクレームが出たことにより急遽その機能を使うことにしたのだとか。


SNSが普及してそこそこ年数も経過しているので、既に故人となられた方もそれなりの数に及びますよね。実際に、私のMixiアカウントでも、既に故人となられている方は複数いらっしゃいます。たまにトップページにその故人が現れたりするたびに、故人との思い出がよみがえってきたりもするのですが、既に故人となられた方のアカウントが、単純に置き去り状態でそこにあるというのは、確かに居心地の悪い部分があります。


Mixiでも、このあたりの配慮をしてくれるとありがたいのですが。どうやって故人として特定するのか、どういう状態で管理されるようになるのか、、、など、実装するとなると問題は沢山あるのだと思いますが、故人のマイミク登録はそのままに、普段は表示されないのだけれど、その方の命日になると何らかの形でAttentionを出してくれるようにできる、なんていうことが出来ると良いのかもなあ、と思いながら、「一度登録したアカウントは主人の死後も生き続ける」ということに急にリアリティを感じるのでした。