縁ある人を大切に?

縁ある人を大切に、という言葉が良くあるけれど、


縁ある人「だけ」大切に、となってくると、いろいろ歪みが出てくるなあ、という思いを最近強くしています。まあ、縁ある人「だけ」大切にしよう、という種類の考え方が、究極まで行くと他の国に爆弾を落としたりする、という非常に拡張した話でしかないのですが、妙に自分の中で強い思いになっています。縁のない人のことも考えましょうよ、、、と。


とはいっても、私も現時点、縁のない人に対して、何もやっていません。できることからやっていきたいなあ、「いつか、、、」って思っているうちは何もできないんですよよね、と自戒。


そんな思いが背景になって、自分に縁のない人を支援する活動ってどんなものがあるのかな?個人的に興味はありました。手っ取り早い手段だと、寄付(すっげえしょぼい額から)、ということになりますが、これもなかなか難しいもので。


何が難しい、って、「自分が協力したい!!」と思えるところを探すのが難しい。


昨日友人から、「ある国際基金の活動の説明会に行ってきて嫌気が差した」という話を聞きました。その日は、なんでも売春反対、というテーマだったらしいのだけど、話を聞いてみると、そもそも「全ての」売春が良くないのか?といったところをはじめ、売春の是非っていうところをあまり深く考えずに、日本の常識に照らし合わせて「とりあえず反対!!」と言っている様子がありありとあった、とのこと。今日は売春の是非について書こうとは思っていないので、とりあえず詳細は割愛しますが、私が聞いても「あ、それだと協力しようとは思えないなあ」という内容でした。


このように、考え方に対して??となってしまうケースもあれば、その団体って、特定の国・機関との利害関係とかないの?という点で疑問を持ったりして、寄付ひとつするにしても、自分の好みに合う団体を探すのって難しいんだなあ、、、という印象を持っています。


選ぶ上でのマイ基準を設定すると、
・不偏不党なこと (中立性)
・世界で一番困っている層の人々に支援が行くこと


の2点が大事、ということになります。昨日、国際支援をしている団体を2つほど調べたら、1件は宗教団体とのかかわりが強そうだったりして微妙。1件は、そこそこ外部から中立性を高く評価されているようで、継続検討の余地あり、という感じです。