Man in the Mirror

マイケル・ジャクソンの曲の中で、一番好きな曲です。


特にこのBucharestのライブバージョンは、何度聞いたことかわかりません。



訃報を聞き、この映像を見ながら、ふと歌詞を改めて読みたくなりました。


貧困についての曲、とも読め、事実そういう部分もあったとは思うのですが、何度も何度も繰り返されるこの部分がやっぱり刺さります。ライブでのエネルギーのこめられ方も一段とすごい箇所、です。


I'm starting with the man in the mirror
僕は鏡の中の男と一緒に歩き出す
I'm asking him to change his ways
僕は彼のやり方を変えるように頼む。
And no message could have been any clearer
一番はっきりと聞こえるメッセージ。それは
If you wanna make the world a better place
「もしも君が世界を住みよい場所にしたいと思うのなら
Take a look at yourself, and then make a change
まずは自身を見つめよう。そして変化を起こそう」


訃報の後で聞くと、世界を変えたい以上に、自分を変えたいとやっぱり思っていたのかな、、、とも思えてきます。


アメリカの突きぬけすぎた部分を背負ってしまった男」という評はジョン・カビラの言葉ですが、そこに含まれる業の部分も、歌にこめられていたのかなあ、、、なんてことも思うのでした。


最近、「人間、そんなムリして変わろうとしなくていいんじゃないか」と思うことが多いところで、訃報を聞き、詞を読んだので、考えさせられることは多いです。


マイケル・ジャクソンの冥福を祈ります。