Pedaltrain Nano 導入。 ベルクロ貼り付けでちょっと工夫もしてみました。

以前から、ちょっとしたセッションで使えるレベルの小型エフェクトボードを用意しておきたいなと思っていました。休日の午前や昼間に仕事をして、その後でリハやセッションに向かう、、、という機会が今後そこそこ出てきそうなことや、譜面まで持ち歩いたりする時に身軽にしておきたいことがその理由。


そんな中、知人が使い出したことや、限定カラーのケースが付いたバージョンが売っていたことがきっかけで、Pedaltrain Nanoを使ってみることにしました。Pedaltrainの一番小さいバージョンですね。


早速、手持ち機材で組んだ暫定ボードはこんな感じ。使用機材は左から順に、CAJ AC/DC Station Ver.2 / Xotic RC Booster / Xotic BB Preamp / Peterson Strobestomp です。パワーサプライを上に置くハメになっていたり(厚みが合わず底部に入らない)、左右がちょっとはみ出していたりと微妙な点もありますが、暫定ボードということでそこは今後改善予定です。


ベルクロ(マジックテープ)貼付けでちょっと工夫をしてみた。


今回工夫をしてみたのは、エフェクター底のベルクロ(マジックテープ)取り付けでした。直接エフェクターに貼り付けるのに少し抵抗があるし、Boss・Digitechなど、エフェクターメーカー・機種によっては底部にデコボコのラバーがあるため、そもそもベルクロを貼るのに向いていないものもあります。従来から対策をしてみたかったんです。


ネット上で出ていたのは、プラ板にベルクロを貼り、それをエフェクターに結束バンド(ケーブルタイ)でくくり付ける、というものでした。今回やってみたのはその応用系です。


まず材料ですが、ホームセンターで売っている樹脂板。樹脂と言ってもアクリル、塩ビ、ポリエチレン、、、など多数種類がありますが、今回は発泡ポリエチレン板を選択しました。普通のカッターで切れる、という加工のしやすさがその理由(アクリル・エンビなどは専用カッターが必要)。板厚は2.4mm。加工がしやすい分、強度を稼いでおいたほうが良さそうだなあと思い、この厚さを選びました。


まず、ポリエチレン板を、エフェクターのサイズに合わせて切り、ベルクロを貼り付けます。普通のカッターで加工は十分可能でした。ケガに気をつければ誰でもできる程度でしょう。四隅の切欠きは、角を取っておかないと、ボードに載せた時に妙に目立って気になったので対策をしたもの。さらにくさび型の切欠きがありますが、これは位置決め用で。エフェクターのツマミなどの位置により毎回位置は変わります。


こうして準備したベルクロ付きの板を、エフェクターにゴムバンドでくくりつけます。表から見るとこんな感じ。


結束バンドのほうが切れない安心感はあるのですが、それでもゴムバンドにしたのは、電池使用を想定して。結束バンドだと、裏蓋を空けて電池を交換するタイプの機種の場合にはバンドをいちいち切って、もう一度新しいバンドで結んで、、、ということになります。それを避けるためのゴムバンドです。普段はパワーサプライ使用ですが、イザという時のためにこうしておくと安心かなと。


底はこんな状態になっています。切欠きの位置にゴムバンドが食い込み、ズレるのを少しでも防ごう!という目論見です。ゴムの摩擦もあるおかげか、触って動かしても大幅に動いたりしない程度には固定ができました(チューナーのみ、1箇所しか留めていないので少し動きやすいです。ただ、普通に踏む分には大丈夫そう。)


ちなみに、今回使ったゴムバンドは、ダイソーで売っていたヘアバンド。今回は半透明・カラーのものを使いましたが、ヘアバンドもさほどは目立たないように出来たかと思います。耐久性がまだわからない為、1箇所ごとに2本ずつ束ねて使っています。


全てのエフェクターに同じことをして、ボードに組んだのが冒頭にも出てきたこの写真です。ゴムバンドやポリ板もさほど目立たず、まあまあの出来かなあ、、、という自己評価。Pedaltrainの裏側は、今後の対策でだいぶ変わりそうなので、現時点ではケーブルを軽く束ねているだけです。


今後の対策


暫定ボードを作ってはみましたが、いろいろ改善はしたいところです。


まずはパワーサプライ。CAJ AC/DC Stationではあまりに微妙なので、ここは変えたいところ。幸いにも、PBHUB6-Cがサイズ的に合うという話を書いている方もいらっしゃったので、これを試してみたいところ。
CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタム・オーディオ・ジャパン) POWER BLOCKS (w/Cable) PBHUB6-C
B002PSMXIM


あとは、Petersonのチューナーがあまりに場所を取り過ぎで窮屈!というのも解消したいです。これも新規購入となってしまいますが、TC Electronic の Polytune Miniあたりを入れるとかなりゆとりが出てきそうです。
tc electronic polytune mini ポリフォニックチューナー
B006ZLZO72


この2点を変更できると、DelayやChorusなどのエフェクターをもう一個だけ載せることもギリギリできそうです。そこまでできれば、かなり使えるシチュエーションが多いボードになりそうな気もします。私自身、最近は最低限のエフェクターしか使わないことも多いので、結局メインのボードになりました、、、なんてオチもあるかもしれません(笑)


ちなみにこのPedaltrain Nano、ケースに入れて、ギターケースにくくり付けることもできます。片手が空くのは便利そうです。