忘年会でのお話(1)司法試験。
昨日は、東京駅前でタイ料理をつつきながらの忘年会。
メンバーは、銀行員、個人事業主、SE、食品会社の研究員、ロースクール生と、心理セラピスト兼ボディーワーカー(私)。
全員頭の回転が速いほう、というメンバーで、毎度のごとく面白い話が満載。
何回かに分けて書きたいと思っていますが、まず今日はその1回目。
司法試験のシステムがグダグダになっている話
法学部を卒業していながら今になって知ったのですが、今はロースクールを卒業していないと司法試験が受けられないことにまず驚愕。ハードル上がってるなあ〜。
しかも、その後の流れがグダグダ。
司法試験の合格者を増やすような試験の形態にしよう!
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でも、その代わりにロースクールを出ていないと、ということで合格者の質を担保しよう!
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やってみたら、合格者は増えたけど使えないヤツが多過ぎる!
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合格者絞ろうぜ! ← イマココ
ということになっているそうです。時間・経済的にはキツくなり、合格者は絞る方向になってしまっている、というのはキツイですよね。特に違和感を感じるのは
「ロースクールに行かないと資格が取れない」
となっている部分。
司法試験って、難関だけど門戸が広く開かれた資格だったところがすごく良いところだと思っていたのです。でも、ロースクール卒業という大きなハードルができてしまった。
特に経済的な面で、生まれた家庭の如何が制約条件になりやすいことは想像に難くありません。
門戸の広さが狭められた、、、というのも残念ならば、そこに至る泥縄的な経緯も残念過ぎるなあ〜と思ったのでした。