Jazzと意識と。

音楽が好きで、ロック、ポップス、ジャズ、あまりこだわりなく聞き、演奏していますが、一番演奏していて楽しいのはジャズ。即興演奏が好きなんです。


即興演奏をしていていつも経験するのですが、頭で考えると、いいフレーズって、出てこないのですよね。どこかで拾ってきたフレーズを無理に当て込んで、、、なんてことをやったりすると、ガタガタになったりするわけです。だいたい、いい演奏になるときって、勝手に頭の中に音像が浮かんできて、それを弾いているだけ、というときに起こります。


こんなことを経験していると、その音像って、どこから来るのかな?なんて考えるわけです。クリエイティビティに関わる趣味・仕事をお持ちの方の多くが通る考えだと思います。ここで、神サマが!仏様が!稲尾様が!といってしまうと、あっさり話が終わりになって、まあ便利ではあるのですが、これじゃオモロない、と思ってしまうような人間もときたまいるわけです。ハイ私のことです(笑)


で、一度「オモロない」なんて思ってしまうと、もう大変。芸術家はもちろん、認知科学脳科学・哲学・心理学などの専門家にとっても、この「クリエイティビティって何ぞ?」ってのは、かなりの難問。私も不幸にもこういう分野に興味を持ってしまった(笑)人間なので、いろいろ知識も仕入れていますが、いろんな人がそれぞれの言葉で、説明が難しいことを必死に説明しているのを読むと、混乱が増すばかり(笑)読み方を間違えて、厭世的になったりした時期もあったように思います(汗)


でも、最近おぼろげながら分かってきた?のが、洋の東西を問わず、クリエイティブなことに関係することで、いろいろな学問の分野で言われているうち重要なポイントは、めちゃめちゃはしょって、えいやっ!ってまとめると、

  • 固定観念を捨てようぜ〜。
  • 自分の心身の動きに気づくようにしようぜ〜。
  • 5感で感じる以外の意識の働きがあるんだぜ〜。それには本人が気づくことはできるけど、それが何なのかってのは、結局良くわからないんだよん。
  • ヒトの意識って、自分の中だけで完結せず、外界とも繋がってるのよ〜ん。


くらいのところに落ち着くんじゃないか?なんて思っています。あああすみません専門家の方から石が飛んで来そうです(笑)いや、専門家の人は大変ですよ本当。こういう話を説明するのに、本一冊じゃ足りないことなんてザラなわけですから。こんな乱暴な話でさえも、その沢山の説明がないと成り立たないんです本当は。それを承知であえて乱暴に書いています。


それ以外は、枝葉でしかない知識だったり、こうした意識の働きに気づくための方便だったりツールと私自身はとらえています。そのツールもいろいろあるわけですが、禅、瞑想、催眠、、、など、まあちょっとアヤシイものばかりになってきたりもします。こうしたツールも、自分の意識の働きにおいて、S/N比を向上させるためのツール、と捉えるとまあ気分的には落ち着きます。


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